企業の規定に準拠したオンデマンド配信のご提案

はじめに

オンライン配信を希望される企業様の中には、組織が定めたのセキュリティ情報・セキュリティポリシーの規定により、使用できるオンライン配信ツールが限られる場合があります。
その場合、企業様のが規定を理解したうえでどのような配信をご提案できるか、ということがポイントになります。本事例はそのようなセキュリティの壁をクリアし、事前収録したセミナーの模様をオンデマンド配信した事例です。

ご開催概要

■ お客様名：独立行政法人〇〇〇様
■ ご実施：2021年7月
■ 配信形態：オンデマンド配信
■ ご利用プラン：FUKURACIA利用型　スタンダードプラン(5時間)
■ 開催場所：ホテルフクラシア大阪ベイ内会議室にて

お問い合わせ経緯

独立行政法人〇〇〇様は、顧客向けにオンラインセミナーの実施を検討されていらっしゃいました。セミナーの内容は外部有識者の講演とパネルディスカッション。事前収録した映像をオンデマンド配信することを希望されていました。オンライン配信は初めてとのことで、配信サポートができる業者を何社か検討されたとのことでしたが、企業様の情報セキュリティポリシーに準拠した提案が決め手となり、ご契約に至りました。配信する映像はフクラシア館内の会議室で撮影し、何度か打ち合わせを重ねながら編集作業を行いました。完成した映像は、顧客の皆さまにオンデマンド配信されました。

事前収録した映像を編集しオンデマンド配信

オンデマンド配信の場合はYou Tubeを使った配信が一般的です。しかし、事務局様の組織では規定によりYou Tubeの使用が禁止されていたため、本事例ではMicrosoftのツールを使用しました。当初事務局様からご提示いただいたツールMicrosoft Teamsというものでした。しかし、特定の人にしか配信できない仕様であったことが判明したため、弊社で企業様の規定でも使用できるオンライン配信ツールを探すことにいたしました。その結果、Microsoft OneNoteというツールであれば、企業様の規定に準拠しながら不特定多数の方に配信ができるということがわかり、具体的な配信方法も含めて提案させていただきました。

情報セキュリティポリシーを理解し親身に対応

事務局様からは、「セミナーはオンデマンド配信をしたい」とご要望がありました。視聴される顧客の皆さまが、決められた時間に配信をみることが難しかったためです。「24時間いつでも何度でもみられるように」と、オンライン配信にこだわっていらっしゃいました。事前収録時の弊社のサポートとしては、撮影はもちろん、パネルディスカッションで使う机や椅子、機材のセッティングも行わせていただきました。また、収録した映像は編集を行い、テロップの挿入や余分な部分のカットなどを行いました。弊社が最もこだわった点は、パネリストの声の音量を調整することです。スピーカーや声の質によって聞こえ方が異なるため、話し手が変わるたびに音量を調整し、パネリストの声量が均一に聞こえるように調整いたしました。