大手マスコミが採用したワンストップ型の就職説明会とは?
この方針転換で一番困ったのは会場の問題。昨年までは自社のオフィスの会議室で対応できたのですが、1日午前の部500名、午後の部500名、夕方500名の3回開催×3日間、のべ4500名の来場者に対応できる会場を確保しなくてはならない点。
またメインの会社説明会が終了した後に、営業、技術、企画、その他の部署
ごとに分かれた職種別の説明会を同時に開催したいという希望がありました。
シアター形式でも500名収容できる会場は決して多くなく、こと大阪中心地ではホテルを含めて十数件に限られてきます。会社説明会は各社同時期に行われるため、早くブッキングしなければ会場確保ができなくなることが想定されること、また週末はホテルの婚礼利用で価格が高く予算内に収まらない、という問題がありました。
派手なイメージとは異なり、実際にはコツコツ地道な裏方の仕事も多いため、先輩社員たちが職種別ブースに分かれて、その仕事内容について細かく説明する、という企画を今回どうしてもやりたい、というご要望が挙がっていました。
まず検討されたのは、メイン会場内でのブース設営。ところが500人収容して、さらに同一会場にブースを設ける広さを持った会場はほとんどないため却下。時間差で簡易なブースを都度増設する、という案も検討されましたが、 1日3回の運営に対応するのはかなりハードルが高く、この時点で複数の候補先会場が脱落していたようです。
1日3部開催、1回あたり500名の収容を行い、かつ分科会までスムーズに実施する。運営上の不手際は、学生の信頼感を損なうため、絶対に避けなければならない。さらに、この会社が割ける人事系の人員には限りがあり、また予算上の問題から、外部のイベント会社を使用することもできない。このように一般的な会場側の対応であれば、ほぼ実現困難だと思われた今回のご要望を、ザ・コスモホールは完全に対応するご提案を行ったのです。
メインの説明会終了後に行う「職種別説明会」はホテルフクラシア大阪ベイ内に併設する大中小30を超える会議室の同時使用をご提案。
これにより、混乱もなくスムーズな移動が可能に。また移動にかかる時間も最小限に抑制し、運営側、学生側双方の負担を軽減できました。また、捌けた後にすぐ次の来場者の入れ替えを行うことができ、大幅な時間短縮とコスト削減が実現しました。
大手マスコミらしく映像での演出は素晴らしいクオリティ。ただしそのポテンシャルを引き出す設備がなかなかない、仮にあっても高額だ、という課題がありましたが、ザ・コスモホールはいずれもクリア。国内最大級のスクリーン、国内最大照度のプロジェクター、複数のスピーカーなどの充実の機材が常設。関西最大級の天井高で余すところなく魅力を伝えることに成功しました。
一件安価でもオプションで機材や設備を足していくと結構な額になる施設が多いのは事実です。ところがザ・コスモホールで、机やイスは無料での貸出し。空調費やサービス料もすべて込みの安心価格です。
さらにご指定のレイアウトも無料で設営。500人が着席するイスのセッティングもすべて無料でお任せいただきました。
大規模イベントに慣れた当社スタッフが中心となり、受付や入退場の誘導やクローク対応なども含めて、すべてワンストップで実施(オプション)。今回はわずか数人の人事スタッフで1日4500人の学生に対応しなくてはなりませんでしたが、この機動力が会場選定の決め手だったようです。
迫力ある演出に加え、運営面についても混乱もなく4500名の学生の入退場の誘導が無事に終わったことに大きな評価を頂きました。また別室での職種別の説明会は「イメージ先行でミスマッチを生まないしくみ」として双方にとって好評でした。
映像プレゼンにおける成功ポイントはずばり設備と機材。
プロジェクターなどの機材の善し悪しですべて決まります。
説明会や面接を同施設、別会場で連続して実施できれば、負担や時間を大幅削減でき、双方にとってそのメリットはとても大きいです。
イベントで発生する不満の多くは「受付がスムーズにできない」「誘導が不慣れ」など入退場に関するものです。ザ・コスモホールは大規模イベントに精通したスタッフたちがお客様のサポート行うので安心です。
いまや新卒採用市場は「企業側が学生を選定する」という時代は終わり、「学生側が企業を選定する」時代が到来したと言っても過言ではありません。どれだけの母数を確保するか、また、どれだけエントリー・一次選考に歩留まりさせるか、その入り口たる会社説明会では、クオリティが高くなければ見向きもされないでしょう。
「この会社に将来性はあるのか」「この会社がやりたいことは自分と一致するか」様々な視点で学生は企業を見ています。ですが、結局のところ、どれだけ学生と距離を縮められるか、というところに企業側の工夫が集約されるのではないでしょうか。
※上記に掲載した事例はお客様が特定されないよう編集を行っております。 事実や実績に基づいておりますが、あくまで「よくあるモデルケース」としてご覧いただければ幸いです。