そんな流通企業が選択した入社式・新入社員研修とは?
数千人以上の従業員が働く流通チェーンのお客様。大卒だけではなく専門卒、高卒を合せて毎年100人以上の新入社員を迎えています。ただ、数年前から入社式がワンパターンでマンネリ気味。まずこれを何とかしたい、という思いをお持ちでした。
その背景には、入社後すぐに退職してしまう新入社員が急増しており、早期に何か手を打たないとマズい、との危機感を募らせていたのです。
これまでは入社式が終わると即、現場配属。研修と言っても現場でのOJTが中心で、会社というよりは店舗への帰属意識しか持てない。同期社員と言っても入社式だけの短い付き合い。このあたりに改善ポイントがあるのではという意見が現場から出されていたようです。
これまでは厳粛なセレモニースタイルで「社長の訓辞」「入社手続き」「辞令」を中心にした内容でしたが、このプログラムにもメスが入りました。入社式の品位は保ちつつも、もっと楽しめる内容を盛り込むことで、「この会社に入って良かった」「よし頑張るぞ」と思えるプログラムについて協議しました。
半日以上かけて行うのが最近のトレンドです。「訓辞」「入社手続き」「各種制度の説明」の後、配属先の発表する「辞令」と続き、「食事会」というのが定番の流れ。今回はこれらに加えて、新たなプログラムを盛り込みました。
過密なスケジュールで組まれた入社式でしたが、後日のアンケートでは、新入社員の満足度は総じて高かったという結果が出ていたようです。とりわけ懇親会での演出が評価されており、仲間である同期とのコミュニケーションを望んでいる姿が浮き彫りになりました。
実はこのお客様は、「早期離職」という問題以外にも、「内定辞退」という問題を抱えていらっしゃいました。そこで「入社式は採用活動の集大成」と定義し、そこに至るまでの採用活動を見直していただくことになりました。
そこで浮上したのが「内定式」の内容。これまでは「意思確認」の場としての意味合いが強いプログラムでしたが、「もっと会社を好きになってもらう」をコンセプトに再設計。
スター社員が登場し、熱く会社の魅力を語るなど、入社への期待感を高められるワクワクするようなプログラムに変更する予定です。会場はもちろんザ・コスモホールを予約いただきました。
ただでさえ緊張している中、丸1日、多量の予定をこなすため、事務手続き的な内容の後には、講演や映像での演出を持ってくるなどメリハリのある進行が重要です。
懇親会においては同期社員とより深いコミュニケーションが図れるよう、料理の盛り付けやテーブルレイアウトにも配慮をします。隣の社員と会話が弾むようなきっかけになるクイズ大会や食べ比べ大会も有効です。
入社式と研修の会場が離れていると、時間、コスト共にロスが多く、できれば避けたいものです。ザ・コスモホールがあるホテルフクラシア大阪ベイ内のバリエーション豊かな会議室での研修やレストランでの打ち上げ、もちろん宿泊まで含めて、魅力的な価格でご提供しています。
ザ・コスモホールを有するホテルフクラシア大阪ベイは研修特化型ホテルとして客室320室を備えています。1泊2日、あるいは3泊4日の宿泊研修も実施可能です。
入社式は新入社員に対する期待を伝える場。ザ・コスモホールは場のご提供だけではなく、御社らしさのある入社式を実現します。経験豊富なコンシェルジュが新入社員に対する想いを丁寧にヒアリングさせていただきながら、演出・進行・会場などの企画・運営をサポートさせて頂きます。
また入社式の後、そのまま新入社員研修に入る、という企業も近年増えてきました。中でもチームビルディング型の研修に代表されるように「コミュニケーションを重視する」研修スタイルが好まれるなど、同期との繋がりをつくることが重要視される傾向にあります。
その他、一般的な講義形式のもの、ディスカッション形式のもの、大きな声を出すもの、体を実際に動かし絆を深めるものなど様々な研修スタイルに合わせて30を越える会議室のバリエーションでお応えします。